3回目の山下達郎。

入りはおそらく『クリスマス　イブ』だったと思いますが、初めて聞いたアルバムが『僕の中の少年』（1988）。

本当に最高の構成と演奏で、僕の人生ベスト3に入るアルバムだと思います。

その中でも『蒼茫（そうぼう）』という曲は、得も言われぬ壮大な情景が浮かんでくるような、世界に温かく包まれるような、そんな曲。

山下達郎自身も曲を作った年に第1子が誕生したこともあり、自分の中でも一番思い入れが深い曲だとか。

コーラスで若き日のサザンオールスターズの桑田佳祐と原由子が参加しているんですよね。

「凍りついた夜には　ささやかな愛の歌を　吹きすさんだ風に怯え　くじけそうな心へと　泣かないで　この道は　未来へと続いている」

今日、9月1日は1年で1番未成年者の自殺数の多い日。

『蒼茫』を聴いて、その数が少しでも減ることを切に切に望みます。

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